【18.06.20】金沢中央支部６月例会

楽しめる環境づくりが必要

報告者　川島鉄平　会員　ウエルド（株）　代表取締役

　同社は昭和36年に母方の祖父が設立、リアカーで建材を運ぶ仕事をしていましたが、父である現会長が引き継ぎ、現在は建築資材の卸売りや外壁工事の仕事をしています。
会長も同友会で学び、社員尊重、現場主義、実力主義、原点回帰の経営理念を策定、全社員の前で社屋の移転を発表し、平成７年に皆の顔が見渡せる社屋建設を実現しました。ウエルドの社名の由来は、英語のWELL とDOREAM を意味し、湧き出る泉の如く夢を実現させる企業へとの思いが込められています。
　川島会員は平成16年に入社、配達から積算、販売管理の業務を経験し、入社11年目に社長に就任します。川島会員が同友会に入会したのは2011年、2年目に副グループ長として活動、青年部会に入会します。同友会では、やる気次第で気づきを得られ、仲間と問題解決をしながら成長できるチャンスの場として積極的に活動しています。同友会での学びは会社で実践し、社内に意見箱を設置したり、ボランティアや社内行事は社員を中心に積極的に行っています。
　昨年末、社員から会社を辞めたいと相談があり、数名が退職した時期もありましたが、社長が全社員に本音で語りかけ話し合ったおかげで結束も深まりました。仕事は人生の半分を占めるので、社員と共にウエルドの理念を通じ、楽しめる環境をつくっていきたいと語りました。