【18.08.28】金沢城南支部8月産学官交流オープン例会
テーマ 「消えてたまるか!中小企業」官民一体の地域づくりの実践
報告者 坂東 秀昭 氏 家印(株) 代表取締役/富山同友会
金沢城南支部8月例会「産学官交流オープン例会」は、消滅可能性都市である富山県朝日町で奇跡の地域づくりを実践し、その影響力と成果を拡大している坂東会員に報告してもらいました。座長は、入会2年目で理念実践のために故郷鶴来に工務店として根を下ろした(株)建築昌英の松村昌英会員が務めました。参加者は85名、うち半数が学校、行政、他団体からの参加で、多くのゲストと交流をはかることができました。
グループ討論では、理想の地域を語り合い、お互いが目指す地域を分かり合う機会になりました。産学官それぞれのビジョンを揃えて、役割に徹しながらシナジーを生むことが大切で、自主・民主・連帯の精神で、よい地域づくりをパートナーとして歩む小さな一歩となりました。また、「朝日町の奇跡に我々も続きたい!」そんな勇気と希望を与えられました。
今回の例会を通じて、経営者にとって大切な「地域づくり」に必要なことを学ぶことができました(以下3点要約)。
1.素直に謙虚に学ぶこと。自分のあり方が整えば、周りが力になってくれること(自主)。
2.WIN−WIN前提で、分かり合い、認め合い、語り合い、生かし合う場を持つこと(民主)。3.人の喜ぶことを追求し、同じ目的と目標を大切にひたむきに行動し、実現すること(連帯)。
地域づくりは、わくわくする未来づくりです。我々同友会が主体者として前進して参りましょう。