【19.06.25】能登支部6月例会
人との繋がりが地域の未来を作る
農事組合法人 能登風土代表
レストラン浜焼き能登風土代表
酒井 光博氏
酒井光博氏は12年前の23歳の時に和倉でスナックをオープンしたのが経営者としてのスタートです。当時は、お金がない、知識もない、何も分からないで中で先輩や友人の手助けで何とかオープンに辿り着きました。数年でスナックが軌道に乗り、将来を見据え、疲弊するこの地域の農業に参入しました。いまでは『能登白ねぎ』などの契約栽培で安定した売上を確保しています。
2年前には七尾の特産品である『能登かき』の養殖事業にも参入しました。高齢で病気になり廃業する養殖場をそのまま引き受け、同時に浜焼きレストランをのと鉄道の無人駅内(笠師保駅)にオープンし、冬場は県内外から多くのお客様が押し寄せています。
『農業』『漁業(かき養殖)』『レストラン』、全く知識がないところからスタートし、持ち前の人懐っこさと行動力で地元の住民に愛されています。また常に夢を語り続け、助けてくれる仲間ができることで、酒井氏の地域活性化のストーリーが実現しています。
今は、自分についてきてくれている社員ですが、自分がいなくても会社が
回る社員の育成をはかり、「理念づくり、社風づくり、組織づくり」に力を注いでいきたいと語りました。