委員会活動

【23.04.25】第48回定時総会

「変革への挑戦」〜学んで実践、時代の変化に対応して自社を成長発展させよう〜

 \;  ANAホリデイ・イン金沢スカイにおいて第48回定時総会が4年ぶりのリアルで開催されました。263名(委任状出席を含む)が参加し、議案である2022年度の運動経過、報告及び決算、2023年度運動方針および予算、2023年度理事・監事選出について全て承認されました。
 橋本昌子代表理事は「少子高齢化で地域の人口減少が深刻化しているが、同友会の人を生かす経営を実践して、私たち中小企業が元気になれば地域を活性化できる。中小企業の魅力・役割を発信し存在価値を高めていきたい」とあいさつしました。
 来賓として、石川県商工労働部長の内田滋一氏、金沢商工会議所会頭の安宅建樹氏が臨席しました。
 第2部の基調講演は、昨年の表敬訪問がきっかけとなり、村山卓金沢市長が「親和力で奏でる金沢市政」と題して講演しました。
 第3部交流会には、来賓として金融機関から、(株)北國フィナンシャルホールディングス、(株)北陸銀行、金沢信用金庫、昨年連携協定を締結した金沢星稜大学、金城大学、隣県の福井同友会が臨席しました。4年ぶりとなる直接の意見交換に花が咲きました。

基調講演「親和力で奏でる金沢市政」

 \; 講師 村山 卓 金沢市長

 村山市長は東京都出身、自治省(現在の総務省)に入省後、各都市での勤務を経て平成31年より金沢市副市長に就任しました。原動力の礎は、香川大学大学院地域マネジメント研究科教授時代の経験に遡ります。学生が主体となり、地域の問題解決と活性化を目的とした瀬戸内地域活性プロジェクトを企画、離島や商店街で地元の人と会話しながら課題を発見、地域でのゴミ拾い活動や空き家を図書館にするなどフィールドワークを実践しました。それは学都金沢でも応用可能と考え、現在は大学と連携しモデルの取組みをしています。
 市政を取り巻く環境の変化の中で、特に深刻なのは生産年齢人口の減少です。それに対し、金沢には美術や工芸、歴史伝統文化を大切にしてきた強みがあります。金沢の文化は21世紀美術館のような多様性への許容にもつながり、世界に誇る文化都市金沢に向けて、多様な方々がそれぞれの立場で尊重し合える環境づくりをすることです。山出元市長は文化の質の向上と深掘り、山野前市長は文化の幅の広がりと振興を推進しました。金沢の未来へ向け、未就学児への自尊感情を高める文化教育、小中校では文化による教養の幅を広げ金沢への愛着を醸成、来街者へは居心地の良い金沢を提供し、新たな都市像に向け、10年後の金沢を考えるシンポジウムとして「未来へつなぐ金沢行動会議」を設置、多くの若者の意見を取り入れていきたい、と熱く語りました。

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