【23.08.08】女性部会 企業訪問例会(7月・8月)
家事代行マッチングサービスの起業経緯と現状と課題
■7月企業訪問例会 7月12日(水)(株)ウーマンスタイル
成田由里 会員 代表取締役
女性の「働く」の為に、自らの体験から生み出された、働ける仕組みを作りたいという夢を描いて企業した成田会員の会社を訪問し報告を聞きました。家事代行マッチングサービスを開始し、社会問題解決を目指す女性経営者としての視点から、家事育児に追われながら働く女性社員や、家事に悩む男性社員など、幅広い家事両立の課題を考えサポートするこのサービスの必要性を聞いて、出席者皆で話し合いました。また、発酵食大学も運営している成田会員より、暑い夏を乗り切れるよう甘酒を作ってもらい、美味しくいただきました。
緊急事態におけるトップの決断と行動
■8月企業訪問例会 8月8日(火)(株)スガイ書店
吉田由記子 会員専務取締役/吉田一平 氏(長男)店長
スガイ書店は、創業103年を迎え、87歳の現役社長(吉田会員の母)を筆頭に地域で頑張っている老舗書店です。
吉田会員の長男が入社してから新たな取り組みを始めています。100周年で感謝祭をするため、社員一丸で計画を練り、飲食やゲームなどを企画し、当日はたくさんのお客様で賑わいました。その年の売上はなんと3倍になりました。感謝祭も継続し、3年目は約1,000人が訪れました。
また、一平氏はスタッフにマーケティング勉強会を実施しており、例会当日はスタッフ2名もPOPの作成や商品PRの工夫など、楽しんで取り組んでいることを紹介してくれました。
その後、吉田会員が7月の河北地区の豪雨災害のことを報告しました。報告では「店内が泥水に浸かったが、事前に教科書等段ボールを高いところへ移動し、本は1冊も濡れることなく被害は最小限に抑えられた。会員の島屋建設?がボランティアで津幡の小学校、保育園の泥をよけてくれたり、津幡高校の野球部に手伝ってもらったりと改めてボランティアの大切さも分かり貴重な体験となった」と話しました。参加者一同、「万が一は誰にでも起こりうる」と口を揃え、同友会の絆にも感心していました。