【24.01.22】共同求人委員会 北陸学院大学キャリア授業
中小企業の魅力と人材育成をディスカッション
パネラー:角谷 隆 会員、川島 鉄平 会員
西谷 滋可寿 会員、藤井 敬士 会員
コーディネーター:萩野 充弘 会員
1月22日(月)、共同求人委員会が主催する「北陸学院大学キャリア授業」が行われました。
北陸学院大学の社会学科1年生48名が講義を受講し、石川同友会からは、萩野塗装(株) 、ウエルド(株)、(株)シコウ、小松プラント(株)、森造形センター(株)の5社が参加しました。
講義では「地元中小企業の社長に聞いてみたいこと」を学生から事前に調査し、その質問内容にパネルディスカッションで各参加企業の社長が回答する形式で行われました。中小企業家同友会や各社の概要を説明した後、社長の趣味や仕事のモチベーションを保つ方法、学生時代にしておけば良かったと思うことなど、経営者の考え方や人柄が伝わる回答で、終始穏やかな雰囲気が流れていました。
中でも特筆すべきは、学生からの質問で「採用について重要視していること」や「面接の時に必ずする質問は何?」といった、今後、就職活動をする上で気になることへの回答でした。一例を挙げると、「あなたは運がいいと思うか?」や「感謝力・コミュニケーション能力」「普段どんな遊びをしているか?」など、様々な切り口からのものでした。
総じて言えることは、経営者それぞれの個性はあるものの、就活生の人柄や考え方を知り、自社とマッチングした際にお互いにどうなりたいかを知りたいということです。会社としては、優れた人材が欲しいのではないか?と就活生は考えると思います。が、実際は就職した後に会社で自分の強みを発揮できることが重要と考える経営者が中小企業家同友会には多いのではないかと感じました。
用意された質問以外にも、学生からの質問や専門用語の説明などがあり、学生時代に経営者と会話する機会があることは、お互いにとって素晴らしい経験になるであろうと感じた授業でした。