【09.01.01】2009年 代表理事年頭挨拶
「疾風に勁草を知る」時代 ~コアコンピタンスを進化~
中小企業家同友会会員の皆様あけましておめでとうございます。世界全体が厳しい経済環境下での新年を迎え、本当におめでたいのかどうか・・。残念ながら日本も当分は冷え込む年と成りそうです。
金融危機が続き、信用収縮、株価の乱高下、円高ドル安、ユーロー安、が続き輸出産業も厳しい年となりそうです。全ての業種、業態に渡り激しい収縮と変化が生じており、その変化率の大きさとスピードは想像に絶するものだと言えます。派遣社員切捨て等、大企業にあっては生き残る為に形振り構わぬ施策を打ち出しています。私達中小企業経営者は今こそ「労使見解」を重視し、人を単なる経営資源、ツールと見なすこと無く大切にしなければいけません。
この様な時にこそ、「経営指針」を旗印とした事業経営を進め、決して暗い情勢に悲観すること無く、自社独自の道を、自信を持って歩むことが大切だと思います。
「疾風に勁草を知る」時代、どんな烈風に曝され様と、大地にしっかりと根を張った企業体質を作るまたと無いチャンスでもあるのです。
今年は自社の存在価値を見つめ直し、そのコアコンピタンスを進化させる事が生き残る道ではないでしょうか。皆様の企業の益々の進化と安定をご祈念申し上げ年頭のご挨拶と致します。