企業訪問

【13.06.01】がんばる企業家(1)

税理士法人サクセスブレイン 理事 田野口 和矢

  過去と未来の仕事融合で独自世界を
同友会運動と企業活動は不離一体


  生まれて初めての一人暮らし、そして生まれてはじめての仕事、私の人生はこの金沢の地から始まりました。私は、大学卒業後、大手食品メーカーに就職。最初の赴任地が金沢で五年間営業マンとして過ごしました。結婚後、大阪に転勤となり、油脂製品や栄養食品の販売マーケティングに従事しました。その後、経理の経験も簿記の知識もないのに税理士になろうと一念発起し、三十二歳で退職を決意。妻と子供を富山の妻の実家に預けて、税理士の勉強に専念しました。四年間ほど金沢の公認会計士事務所で働かせていただきましたが、なかなか合格できず結局その会計事務所を退職し、また勉強に専念することに…。紆余曲折はありましたが、三十九歳で税理士試験に合格。現在は、税理士法人サクセスブレインで理事・税理士としてお仕事をさせていただいています。

  サクセスブレインの使命は、黒字化を支援するマネジメントドクターとして、お客様企業の潜在能力を引き出すことだと考えています。そこで、平成二十二年十月税理士法人設立を機に、サクセスブレインのブランディングを行い、荒波を悠々自適に泳いでいるマンタをモチーフにした新しいロゴを作成しました。会計事務所である税理士法人と経営コンサルティング会社である株式会社の二つの会社が協力して、お客様を競争が無いブルーオーシャンの海にお連れするというメッセージを込めて作りました。ブルーオーシャンとは、競争相手のいない独自世界であり、レッド・オーシャンとは、血で血を洗う競争の激しい世界を意味します。これまでの会計事務所の仕事は決算書を作ることですから、お客様からしたらコストとなります。しかし、経営コンサルタントの仕事は、会社の課題を解決して業績をあげることですから、将来への投資となります。私は、コストと投資、つまり「過去」と「未来」という全く違うコンセプトの仕事が融合すれば、競争相手のいない独自世界が生み出されると考えています。

  同友会運動と企業活動は不離一体、当社の理念にもある「人格能力を高め、深め、広げて、物心共に豊かな人生の幸福を楽しむ」「お客様企業の経営を活性化することを通して、地域社会の発展に貢献する」を追求し、お客様から信頼される企業になれるよう、これからも頑張っていきます。

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