企業訪問

【17.05.01】経営指針実践(1)

自分の真北を定める

 \; ■本質を見る習慣に
 宮下会員が指針講座を受けたのは二〇一四年。指針講座八期生となります。同友会に入会したのもこの『経営指針講座』を受けたいと思ったことがきっかけだったため、入会した年に受講しました。自分のことは自分が一番分かっていないと感じていたが、講座を受け、人に言われて自分自身に気がつくことができました。講座を受けている時には気づかなかったが、あの時間を過ごしたことで自分に向かって問答し本質を見つめることが習慣になったそうです。
 冒頭のコピーである『自分の真北を定める』は、宮下会員自身が『これが僕のコピーです』と言った言葉です。真北があればお客様の区別はなく、提案するサービスの本質もそこで見極めて進んできました。
■つなぐをつくる
 プログレはデザイン会社ですが、デザインは得意なだけであり、目の前のお客様の幸せを願えば、その手法がデザインでなくてもいいと思えば他のツール(例えば他社のサービス)を提案しています。プログレのウェブサイトのトップに掲げた『つなぐをつくる。』は、その想いからきたものです。自分が表現していればいいという小さい考え方は捨て、お客様の幸せを実現するため、何を提案し、どのように儲けるのかを考え、一歩進む覚悟を決めたからです。
■期待より上を提案
 指針講座を受けた後は期待より上を提案するように心がけています。そこまで考えてくれたの?という感動というお土産をプレゼントしたいから。物事の本質を見極めるようになり、解決を見つける近道のヒントを講座を受けることによって得ることができました。
■お客様は誰?答えがはっきり
 「以前は『あなたのお客様は誰ですか』という問いに対し、取引先など目の前のお客様の名をあげていましたが、『それだけじゃないでしょう』と言われ、全くピンとこなかったんです。何言ってんだろうって(笑)。受講直後もわからないままだったんですが、最近になって視点が変わり、その答えの輪郭がはっきりしました。どんな答えかはここでは話しません。是非指針講座を受講してみて実感してほしいからです」そう話してくれた宮下会員の屈託のない笑顔には、指針講座を受けた人にしか得られない核の強さが感じられました。

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