企業訪問

【18.09.01】クローズアップ会員企業紹介(13)

お客様のお役に立てる食品スーパー

 \; 有限会社 スーパーロフティ
専務取締役 上野 真人 会員

 昭和60年の創業時より七尾市田鶴浜地区の商店街の一角で地域密着型の店舗形態で営業していましたが、思い切った経営判断をして、18年前に能越自動車道の開通に併せて、高田インター近くに食品スーパー「ぴゅあロフティ」として新築移転しました。
 地元能登の新鮮な食材をお客様に真心を込めて提供することをモットーに地域の皆さんに愛され信頼される食品スーパーを目指しています。
 交通の要所に移転したことにより客層が広がり、近年は北陸新幹線の波及効果やのと里山海道の無料化が追い風となり、市場から毎朝仕入れる“こだわりの朝採れ”の新鮮な魚介を求めて金沢からのお客さんも増えています。「魚屋を超えるスーパーのさかな」と言っていただいて、リピーターとなって下さる方も多くいます。
  一方、上野会員は「今までの常連客が、高齢で交通手段がなくなったり、近くの店が廃業するなどにより、周辺住民が『買い物難民』になりつつあることが気がかりだ」と話します。この問題を克服することが自身に課せられた使命の一つであると思い、移動巡回販売や乗り合いタクシーの活用などを計画して地域密着型のコンセプトを貫きたいと考えています。
 また、経営の課題として人手不足の解消が急務でしたが、セルフレジ・巻き寿司マシーンなどをいち早く導入して省力化を図るなどの対応で乗り切り、経済産業省の補助金を活用して店内の照明を全てLED照明に入れ替えたり、省エネ型室外冷却装置の設置による環境に配慮した経営を行っていま
す。さらに会計システムや防犯システムの導入などのIT化を推し進めて経営の効率化を随所に図っています。
 同友会に入会して4年目の今年3月に能登支部例会の場で創業社長の父親が「今年中に代替わりして息子に全てを任せる」と宣言されました。上野会員は現在、仕入れ・加工・販売の現場を統括し、プレイングマネージャーとして多忙な日々を送っています。しかし今後は経営に軸足を置いて、社員
の採用・教育・指導・管理などの経営課題を同友会で学び、気づいたことを実践しながら、社員と共に自身も成長を図り、地元の新鮮で美味しい食材をメインに「お客様のお役に立てる食品スーパー」として地域に貢献したいと考えています。

▲ このページの先頭にもどる

同友会とは?へ

組織と活動内容へ

調査・見解・提言へ

勉強会&交流会へ

支部の活動報告へ

委員会活動へ

共同求人活動へ

会報誌 どうゆう石川へ

企業訪問へ

会員の声へ

リンク集へ

同友会活動支援システムへ

同友会PRムービーへ