【19.04.01】チャレンジ経営指針(22)
心を動かすモビリティサービスの追求
明光自動車サービス 株式会社
代表取締役社長 三納 基生 会員
昭和47年、三納会員の祖父が創業した同社は自動車販売や整備・車検を行う白山市の地域密着型企業です。平成30年12月に3代目として事業承継したばかりの三納会員から経営指針に対する想いを語って頂きました。
同業者の会員の方から、経営指針講座の受講を勧められた時は、ちょうど今後の事業展開に悩んでいた時期でした。勧めてくれた会員の経営指針書を見て、「こんなことまで考えているんだ」と驚き、受講を決意しました。実際に学ぶ過程の中で、経営に対する考え方が広がり人生を深く考えるキッカケがあり、人生の価値観がガラリと変わりました。
受講して、今の自分や会社があるのは、社員や家族があってこそだと気づき、皆で共に作り上げることの大切さを認識しました。「自分たちは車を動かしているのではなく心を動かしているんだ」と社員と共通認識を持ち、今では同業者と手と手を取り合い、市場の開拓に力を入れています。
今後の取組みとして、現在行っているカーリースの期間を大幅に短縮するサービスを展開していきます。最短で1か月のみのカーリースを可能にすることで近年急増している外国人利用客の獲得を目指します。ただ単に言われた仕事をするだけでなく、自分達の持っているパワーを発揮できるサービ
スを見つけ、新たな挑戦を続けている三納会員は、三方ではなく「八方良し」の精神でこれからも地域に密着した経営を実践していきます。