企業訪問

【19.05.01】クローズアップ新支部設立(21)

新たに「白山・野々市支部」が誕生

 \; 株式会社水上商会
代表取締役社長 水上 博司 会員

 実はここ3年間、私たち白山市所属会員のみのグループ会を実現して色々な事業に挑戦しつつ絆を深めてきました。新支部づくりに向かうべく決定的だったのは、地域づくりをテーマにした他団体交流100人オープン例会の開催です。「まだまだ眠っている地域の仲間を増やし力を合わせたい、学びを拡げたい」、この時の経験が、白山・野々市支部を作りたいという皆の機運を高めたのだと思います。
 人口減少や高齢化に伴う、地域の衰退や疲弊が著しい時代。そんな中でも私たち中小企業は地域のインフラであり、地域の経済循環の要なのです。更に地域の暮らしや文化、歴史を守る役割も担っているのです。
 私たち中小企業は地域と未来を共にする不離一体の関係なのです。その事を自覚して、よい会社・よい経営者・よい経営環境を学び、実践し、拡げていくことが使命なのではないでしょうか。
地域の課題を解決し、地域の資源を生かし、新たな価値を生み出すことで仕事も雇用も増やしていく。その結果、地域で生まれた若い力を地域で生かしていく風土が生まれます。地域づくり・仕事づくり・人づくりは、私たち地域に根付く中小企業の重要な役割なのです。
 私たちの地域は、平成の大合併前は1市3町5村の行政区がありました。それぞれに魅力や歴史があって、まだお互いを知りえていないように思います。豊かな自然や偉大な歴史を背景に、未来に繋ぎ価値を生み出す可能性が豊富にあります。
 例えば、北陸先端科学技術大学院大学や金沢工業大学、県立大学、金城大学といった産学連携を目指す日本でも有数な大学のお膝元でもあります。そして白山市にはSDGs未来都市ビジョンがあり、すでに中小企業振興基本条例は野々市市共々整備されています。つまり楽しく学び繋がり、成果を上げる「よい支部」づくりができる条件が揃っているのです。
 また、支部内には大変尊敬できる先輩経営者も多く在籍しています。先輩方の豊富な経験を生かした取り組みや結束も支部の特長にしていきたいと思います。
 これからは、「白山・野々市支部」が主体者となって地域を巻き込み、同友会の自主・民主・連帯の精神で、わくわくする未来づくりを進めていきます。ぜひとも「白山・野々市支部」にお力と交流を下さい。共によい石川同友会づくりを進めて、学び甲斐のある【場】を石川全域に創りましょう。
 「新支部設立大会」は7月23日(火)に開催予定です。石川県中小企業家同友会の流れを変える支部になる。ぜひご期待ください!

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