【07.11.22】白山支部11月例会「社員の働きがいは高齢者の自立」~介護サービス事業の実態と未来~
3KYでも安定した会社を
報告者:佐々木 康富 氏 ㈱新世紀ケアサービス 社長
以前、小説を書いていた。平成十一年十一月十一日に訪問介護事業で登記した。売上が増えると人件費も増えてきたが、半年後には保険利用の負担分が市から入るので資金繰りはし易い。だが、総支給が決まっているので市場原理が働かず、全国制覇は難しい業種だ。ライターをしていた時は、一人でやりたいと思っていたが、大きい仕事をする時は人との交流は不可欠だ。企業は働く人の力で利潤を上げている。社員は高齢者の自立に働きがいを感じてくれていると思う。経営者の生の姿勢を学びたいと思い同友会に入会した。コムスンなど、不正行為は問題外だ。創業時に掲げた王道を行く。
出資した人が地元で開業するからと独立され二事業所を閉鎖することになった。昨年、制度改定で給付減となりどこも厳しいと思う。訪問介護だけではだめだと思い安くなった物件を買い、デイサービスとして改装し立ち上げた。三KY(危・苦・汚・安)の仕事といわれ社員の長続きが難しいが、安定した会社をめざしていきたい。