【08.03.27】白山支部3月例会
経営理念を学び、会社・自身・社員が変化
学生時代は喧嘩もよくして荒れていた。18歳の時、ショーケースメーカをしている父から材料メーカーの切り売りの仕事をやらないかと言われ設備を用意してもらった。借用書も書かされたが、今思えばこの厳しさが良かったと思う。加工・溶接の勉強を独学でして以前辞めた回転寿司メーカーへ通って仕事をもらった。社員も必死に仕事をする状態だった時、信頼していた社員が一気に5人辞め、殆ど寝ないで仕事をする状態が3年続いた。
同友会に入会して3年後に青年経営塾を受講し経営理念を学んだ。今までワンマンで社員のことなど分かっていなかったと反省し、会社・社員・自身が変化した。社員をグループ化し、グループで責任をもたせ、成果主義を導入して個人とグループで評価している。経営指針は皆で目標を書いて作り上げ、年に一回社内で発表している。社員も共に幸せな生活ができるように、「個人の幸福」が理念の一つだ。この会社で自分の人生目標も合わせて達成して欲しいと願っている。