【08.04.18】新入社員研修会
いい挨拶は相手の心を開く
共育学部運営委員会では、「新入社員研修会」を三月二十六日と四月十八日に開催し、十九社三十三名が参加した。開会で内藤委員長は、「皆さんは会社にとって大切な存在、二日間しっかりと学んでほしい」と歓迎の挨拶をした。
一日目の研修では、講師の高由紀会員が、基本的なマナーやコミュニケーションの基礎、社会人の常識について話し、「いい挨拶は相手の心を開く、相手を認めてあげることで自分も認めてもらえるもの、身だしなみとおしゃれは違う」といった内容を講義した。また接客のマナーとして、名刺の受け渡しやお礼の仕方など実習した。
講演は、『新社会人への応援歌』と題して玉田代表理事が行ない、「プロ意識を自覚せよ、ヒト・モノ・金・情報のうち働く人が一番大事、社長は新入社員に期待をしている、かわいがられる存在になれ!人口が減少する日本では右肩上がりの経済成長は望めない厳しい時代と認識して格差が広がる中では常にスキルアップが必要、夢を持つことで厳しさに直面しても乗り越えられる、自分の価値観を確立し自分にあった生き方を見極めよ」と熱く語りかけエールを贈った。講演を受けて、参加者はグループごとに「何を目的に生きるか」をテーマに討論、発表も行った。
二日目は、敬語の使い方や電話応対を講義し、クレーム対応について高会員は「クレームは宝、サービス改善の機会を与えてくれたことに対し、教えて頂いたことに感謝することが重要」と述べた。 終了時には、社長への手紙を書いてもらい、修了証を授与した。緊張の面持ちの参加者達は、グループワークを通じて次第に打ち解け、和気藹々とした雰囲気で研修を終えた。