支部の活動報告

【08.06.24】日本海支部6月例会

地元の花木の全国発信で地域を元気に 「家出娘の村おこし」      記州陽子会員 (株)花とも 社長

  高校中退と家出が商売のきっかけとなった。23歳で内灘のスーパーに花屋を開店し繁盛する。しかし、物足りなさを感じ、30代では貨車を使った路面店を、40代ではパチンコ店の景品としての販路を拡大するがいずれも撤退。街の花屋として覚悟を決めた50代、店頭に並ぶ榊の7割が中国産と知り、能登産の榊を売り続けたいと思う。実情を見てまわり、公設市場を動かし、金沢大学や石川県、能登全域とのネットワークを広げ、流通販路を作っていった。榊は年中需要があり、出荷日も限定されない高齢者向けの生産品、いずれは耕作放棄地を榊の一大産地にしたい。そのために、保守的な農家の信頼を得たいと思い、また自分自身勉強したい思いが相まって、金沢大学の受験に挑戦中だ。
 また、金沢の花園地区の桜も農業試験場の協力を得て出荷にこぎつけた。この花園地区は江戸時代から花の栽培がゆるされた歴史のある所、しかし、高齢化と後継者不足が深刻でままならない状態だった。この「春待ち桜」と桜の花の酵母を使った日本酒「桜吟醸春待ち桜」をセットにしてこの冬売り出す。同友会会員の武内酒造武内会員とのコラボレーションで実現した。同様に能登の椿と松波酒造の「能登照葉」のセットもできた。石川の花木を全国に発信し、地域を元気にしたい。

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