【08.10.22】白山支部10月例会
「厳しい礼儀の中にこそ強い組織」 講師:国本武市氏(国際空手道連盟・極真会館 石川支部長/(有)国本鉄筋工業 社長)
極真会館は世界に6500の道場があり、日本には900の道場に五十万人が登録している。世界最大の武道団体が成り立つには強いリーダーが不可欠。大山総裁の後、松井章圭氏が31歳で館長に就いた。代替わりで支部長の八割が脱会し混乱したが、館長は常に王道を行きいさぎよい。世界大会を3度成功させ世界のトップとしてリーダーシップを発揮した素晴しい人だ。
3年前、石川の前支部長から極真会館を辞めるからついてきてくれと言われ断ると副支部長を解任され破門になった。復帰できたが半年間辛い思いをした。その支部長が脱会した時、道場責任者18名が退会し諸江教室しか残らなかった。市内小学校の各校下にお願いに歩き、今県内に30所、2年で回復することができた。このエネルギーは本物の極真を習いたいという子に受け皿を作らなければという義務感・使命感からだ。組織のトップは部下に常に尊敬されブレない決断ができ、感謝の気持ちを忘れないことが肝要。そして厳しい礼儀の中にこそ強い組織が成り立つ。
※冒頭お弟子さんによる演舞も行われた。