【10.11.17】11月金沢南支部例会報告
職員の理想の事業所をつくる」
報告者:加茂川 慶吾 氏((有)来夢 社長)
社会人として様々な経験を積み創業した。理念が大事、会社は公器ということは前から教わっていた。まず経営理念を作り、ビジョンは同友会の先輩から学んだ。そして介護理念は職員みんなで作った。介護保険の料金はどこでも変わらないが故、介護事業所の価値は職員で決まると思い、社員教育に力を入れてきた。職員が変わらないのは自分が変わっていないからと気付いて、うまくいくようになった。今回の報告にあたって、強みを職員に聞いたところ、「思いやりがある」「温かさがある」「利用者本位」などが介護理念と一致した。理念が浸透していると実感しうれしかった。介護理念にあった「お世話」という言葉を上から目線だとの職員からの指摘で「お手伝い」に変えた経緯もある。三年後には職員自らビジョンを明確に持つことと海外研修旅行の実現。五年後には金沢で一番の給与水準達成。社長の理想ではなく職員の理想の事業所をつくり、全国から研修にくるような事業所になること。また沖縄に保養所をつくる。そして地域から親しみを持って「来夢さん」と言われる会社を目指す。