【10.12.22】12月金沢駅西支部例会報告
「後継者も経営を維持発展させる責任がある」
報告者:橋本 高志 会員((有)橋本写真館 専務)
一九三九年に祖父が創業。金沢市内で卒業アルバムを始めて作った。二十六歳の時父から継いでほしいと話があった。学校四十校の卒業アルバム制作を主にしている。
入社五年目に同友会に入会して経営指針講座を受講、入社七年目の今年一月に社内で指針発表をした。経営理念は会社の目的、生き方、社会への役立ちを考えるもので、初めはエンターティナー、アーティスト、ハッピーの項目に分けて作った。それを一つにまとめ主文としたのが「私たちはうれしい楽しいをアートする集団として幸せを残し続けます」。
夢は橋本写真館で百年を目指すこと。卒業アルバム制作だけに頼り過ぎては危険なのでスタジオ写真の強化をはかっている。あと三十年、バトンタッチもして続けていかなければいけない。夢実現には経営指針が必要だと同友会で気づいた。同友会の労使見解にある「経営者の責任」は、後継者にも当てはまる。後継者である以上、いかに環境が厳しくとも、時代の変化に対応して、経営を維持し発展させる責任があると思う。目指せ百年企業!