【11.06.18】第5期経営指針講座 開講
経営理念を一泊講座で作成・発表
第五期開講一泊講座が六月十八日(土)、十九日(日)に石川県青少年総合研修センターで開催され福井同友会からの参加を含む受講生と委員・助言者、延べ四十一名が参加した。宗守学部長(㈱宗重商店 社長)の開会あいさつに続いて経営指針研究会「コンパス」の金谷会員(㈱シィー・プランニング 社長)と経営学部の松岡副学部長(㈱近江町ストアー 専務)による「経営指針の総論・体系」と「人を生かす経営(労使見解)」の講義で幕を開け、今期も受講生と助言者の熱気に満ちた講座となった。受講生はあらかじめ課題を完成、提出して参加し朝から夜までみっちりと学び合った。一日目の講座終了後、部屋に戻って午前四時まで経営理念について討論するグループもあった。課題ではフェイスシートで「受講動機」「目標」「沿革」「年表」「自社の現状と課題」を整理、経営理念検討シートで「起業時(事業承継時)の決意・大切にしてきたこと」「顧客、地域といった外部に対する基本姿勢」「社員に対する基本姿勢」をアウトプット。経営理念まとめシートで「何のために経営しているのか」「我が社固有の役割は何か」「大切にしている価値観・人生観」「顧客・取引先・仕入れ先に対する基本姿勢」「社員に対する基本姿勢、地域に対する基本姿勢」にまとめ上げた。この課題をもとにグループごとに助言者からの質問とアドバイスのやりとりで自ら想いを深堀し、受講生全員が社会性、科学性、人間性を網羅した経営理念にまとめ上げた。二日目朝の清書の時間を経て、一人ずつ想いのこもった経営理念を発表した。最後に玉田代表理事(玉田工業㈱ 社長)の理念経営実践報告を聞きモチベーションアップして次回の講座に繋げた。