【12.02.22】金沢駅西・はくさん・青年2月合同例会
経営指針書は迷ったときのガイドブック
【徳木会員】経営指針を作るきっかけは2010年、自分で会社を立ち上げ社長となったことにより経営指針が必要と感じたため。経営指針を作成したことにより、社員への思い、地域社会への思い、会社への思いの大切さについて気付かされた。また、以前雇用していた社員が横領をしたことがあった。その社員は優秀では無かったが個人的な付き合いがあり雇用し続けていた。今思うと、社員は辞めたがっていてそのシグナルを出していたのかも知れない。経営指針を作成する上で、社員の幸せを考えるのであれば、会社の理念にそぐわない方を雇用し続けないことも時と場合によっては必要だと感じた。
経営指針は作成したほうがよいと思う。それは会社の理念、自分が抱えている問題点などが整理出来るし、助言者が研修によるアドバイスなど、作成をサポートしてくれるため。自分は一時期休眠会員となっていたが、入会してすぐ指針を作ればよかったと思っている。そうすれば社員の横領など事前に防げたように思う。経営指針書は、自分が経営において迷った時のガイドブックとなり得る。
同友会で素晴らしい仲間を
【北中会員】自分は60歳を過ぎて同友会に入会した。時代の変化について行けているかという漠然とした不安があり、オブザーバーとして例会に出席し入会を決めた。以前勤務していた企業で経営指針の必要性を感じていたので、元々経営指針は作成していたが、入会したときは、経営指針講座を受講、見直しを行い、それが済めば退会しようと思っていた。しかし同友会活動を行なっていく中で、同友会はそれだけでは無いということに気付いた。例えば志の高い若手経営者、異業種の経営者と交流が出来る。
同友会入会から2年間で多くの素晴らしい仲間を得られた。最近では毎月、各支部の例会の日を確認した上でスケジュールを立てている。