【12.03.27】金沢中央支部3月例会
プロジェクトは常識を捨てて考える
講師:秋元 雄史氏 金沢21世紀美術館館長
例会テーマ:
「金沢21世紀美術館の役割とアートから学ぶ自由な発想」
三月例会は二十一世紀美術館館長の秋元雄史氏を招き、二十一世紀美術館の現在までの活動から今後のビジョンの話を通して、二十一世紀美術館らしい企画への取り組み方とは、今後の魅力ある金沢とは何かと言う提言を聞いた。
プロジェクトは常識を捨てゼロベースで考え、対象を具体的に絞込み不特定多数を求めず、ターゲットごとのゾーンを確実に捉えて行く結果、様々なコアの積み重ねにより大きな成果を求めていくとのお話は、我々中小企業の経営にも通じ、秋元氏の力強く柔軟な発想は大変刺激を受けた。後半は現代アートの楽しみ方や美術館の市民参加の活動など紹介してもらった。
テーブル討論は「あなたが経営者として大事にしているオリジナリティーは何ですか?」をテーマに秋元館長にも参加頂き、オリジナルな発想が大事と言う講演を踏まえつつ自社のオリジナリティーについて発表討論を行った。また、討論後の秋元館長の感想で、オリジナル商品を海外で評価されれば国内でもその商品は売れる。国内国外問わず良いものは必ず売れるからだと話があった。