【12.11.28】金沢駅西支部11月例会
社員はパートナー、人として価値は同じ
報告者:松井 博一 会員 ㈱ジャッジメント・ステーション 社長
例会テーマ:「なんでも鑑定局のビジネスモデル」~アナログ・ローテクのスキ間商売~
質屋に携わって28年、金沢で一店舗、富山で二店舗と飲食店を経営している。人と人との付き合いで商売をしている。自分一人では何もできない。社員はパートナー、信頼・信用・感謝で権限を預ける。社長は偉いわけではない。人としての価値は皆同じ。飲み過ぎると社員からも注意される。自分の仕事は資金繰りと大きな方向を決めるだけだ。
独立した時は、いばらの道だった。社員は同じ釜の飯を食う仲間という感覚だった。今はパートナー(社員)が自主的に考えて行動する。運送屋さんの荷物は一緒に降ろし、近所の人や運送屋さんにも「遊びに来て」と声をかける。「買いに来て」ではない。この行動の延長線上に店舗展開がある。本物を見極める能力よりもコミュニケート能力が重要。如何に良いパートナーをつくるかだ。
仲介ブローカーにはなりたくない。地元の物は地元に還元して地域の人に喜ばれたい。高齢社会では、近所づきあい、電話一つで飛んでいく、そんなローテクで地域に根ざしていく事が大事。ネットではなく目で見て触れて楽しむ、そこにビジネスチャンスがある。