【13.11.20】能登支部11月例会
将来は一千億円企業を目指す
講師:三本 守 氏 ㈱タケエイ 代表取締役会長
例会テーマ:激動の産廃処理人生と今後を語ります
昭和42年に創業者の藤本武志と二人、トラック一台で創業。高度成長期に重なり増す廃棄物を昼夜問わず運搬し、十年後に法人化、組織化した。最終処分場を保有し適正処理を担保することが大きな信用に繋がると考え、時間をかけ地元住民の理解を得て、昭和59年に千葉県に設置した。その後、法制度改正など10年先を見据え事業展開を進め、国内最大級のリサイクル工場稼働などを経て、平成19年に当時東証マザーズに上場。過去事例の少なさから、産廃業者は上場できないと言う証券会社もあったが、施設にお連れし当社の取り組みを説明するなど、一年かけて信頼性や高い成長可能性について理解いただいた。現在連結子会社が12社、前期売上は242億円になった。将来は一千億円企業を目指している。
これまで当社は、首都圏での建設系廃棄物処理が主だったが、総合環境企業を目指し、新規開発のほか業務提携やM&Aも含め、地域拡大と事業領域拡充を進めている。現在事業地域は北は青森、南は九州まで広がり、廃棄物の取り扱い品目拡大に加えて、再資源化事業やエネルギー供給事業の拡充に取り組んでいる。