【14.02.18】金沢中央支部2月例会
同友会と会社は不離一体
報告者:藤弥 一司 会員 ㈱丸藤 代表取締役
例会テーマ:同友会は中小企業家を救助する
入会して26年。積極的に参加したのは平成6年の指針講座から。一晩、参加者に励まされ理念を完成させた。指針書で、手狭で効率が悪かった社屋の移転を宣言し実現させた。その頃、長年取引している大口から厳しい値引きが続き、苦渋の選択で取引を断った。本当にお客様に喜んでもらうとは何なのかを考え厳しい決断も必要だ。
昨年宮崎の中同協総会に参加し、グループ討論で「同友会で命拾いした。同友会の良い企業を徹底的に真似する」という話を聞き、自分の中途半端さを思い知らされた。
赤石中同協相談役幹事が「経営者はもっと困りなさい」と言われた。昨年息子(専務)が金沢JCの理事長就任で不在の中、本当に困ったが皆で会社を守っていこうと言い続けた。必死にやると自然と全社一丸になり、人を生かす経営に繋がることを実感した。また新卒採用ができなかったことで活気に欠け、やはり常に新卒採用できる企業でないと会社発展はないと思った。
今期は副代表理事になり、同友会運動の継続を一所懸命にやるのと、会社を良くするという思いや行動は不離一体だと思っている。同友会で学んだことを真摯に会社に持ち返って愚直なまでに実践すると間違いなく会社はよくなる。