【14.2.20】能登支部2月例会
経営理念は背骨のようなもの
報告者:乗地 茂勝 会員 大生食品工業㈱ 代表取締役社長
例会テーマ:変化する時代への挑戦
昭和49年設立、今年の9月で40周年を迎える。昭和51年に入社し平成13年社長に就任、自分が二代目。社員は39名で男女比率は半々。
平成15年、同友会に入会し会社としての方向性を見出すため経営指針を作成した。経営理念は自社は何のために存在しているのかを示すものであり、人間でいう背骨のようなもの。仕事をする上で迷った時は経営理念を元に行動するようにしている。
50人以下の小規模老人ホームには栄養士がいない場合が多く、現場作業の軽減と栄養を入居者に届けたいと思い小規模向け給食事業(セントラルキッチン)を三年ほど前から始めた、当時石川県内では初の試み。始めるにあたり自分自身に問いかけたことが二つあった。一つは「その事業を好きになれるか?」人から言われたからではなく、自分の決断で、その事業を好きになれると思えば頑張れる。もう一つは「自分は健康か?」新規事業を起こして安定するまでには体力が必要。病気を患っていては長続きしない。これからもしっかりした栄養と安定した食事の供給が出来れば50周年を迎えることが出来ると思う。