支部の活動報告

【14.05.15】能登支部5月例会

環境変化と今後の農業

  報告者 中瀬 増直 会員 中瀬農産 代表
テーマ「農業、TPPなど環境の変化と今後の農業」


 日本は昨年三月十五日にTPPの参加を表明した。メリットとして関税撤廃により輸出の増大が見込めるがデメリットとして海外の安い食品が入ることによるデフレが危惧される。また食品添加物、遺伝子組み換え食品などの規制緩和によって食の安全が脅かされる可能性がある。農業に与える影響が大きく、政府はTPPをきっかけに農業(JA)への改革を進める。JAは「農民のための組織」が建前だが共済事業など本来とは別の事業で利益を多く出していることの矛盾、また全国連の影響が強い現状から各地域に権限が移譲出来ないか議論が進んでいる。
 今後の国内農業はどうなるのか。JA、生産者ともに今まで通りでは道は無い。個人単位ではなく地域単位で農業を行う、意欲がある農家へ農地の集積を行う、地元で言えばスギヨファームなど企業の農業参入など様々な道を模索することになるだろう。
 グループ発表では、TPPにより海外の安い食品が入ってくるため、農作物の六次産業化や地元の食材を県外にPRするなど試行錯誤しながら、何より我々中小企業家が協力し合い地域を守っていくことが大事だという意見があった。

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