支部の活動報告

【14.06.24】金沢城南支部6月例会

指針で自社の方向性が見えた

   報告者 縄手 伸一 会員
  ㈲縄手建築 専務取締役
テーマ 「僕にだって出来る・変われる」


大学卒業後、継ぐつもりはなくホームセンターに就職し、三年後年収が一切変わらないという将来に対する不安から退職。別会社に転職したが、父に頼まれ㈲縄手建築に戻った。先頭に立って大工を率い仕事を行い順調だったが、取引先から請求未払いのトラブルが起こり大きな負債を抱えた。自暴自棄になり何かを変えたいと思っていた頃、㈱辻鉄の辻会員から誘われ同友会の例会に参加し入会。しばらくは自信を持てずにいたが、グループ長を引き受け、また経営指針講座を受講したことで変わり始めた。自らと向き合い覚悟の足りなさを痛感し、会員が真剣に叱ってくれた。
 理念の一つ「私たちは、伝統ある『技と心』で『木々しい』住まいをつくりつづけます」。木々しいとは木で溢れる住宅のこと。自社の価値は大工の多さではなく、何年経っても木々しい住まいづくりが出来る技術と経験があり、国産ヒノキ、スギの良さを作り手側から伝えられる力、それが他社には無い力だと気づいた。指針を作り自社の方向性が見えたことで、会員や大工から成長したと言われるようになった。 
 最近いつ後を継ぐのか聞かれることが多い。父が六十五歳になる三年後に社長交代が出来るよう、これからも自分自身を磨き頑張って行きたい。

▲ このページの先頭にもどる

同友会とは?へ

組織と活動内容へ

調査・見解・提言へ

勉強会&交流会へ

支部の活動報告へ

委員会活動へ

共同求人活動へ

会報誌 どうゆう石川へ

企業訪問へ

会員の声へ

リンク集へ

同友会活動支援システムへ

同友会PRムービーへ