支部の活動報告

【14.08.22】南加賀支部8月例会

己に気が付いた同友会 学んだアトはどうするの?

  報告者 中野 真吾 会員
北陸白山生コンクリート㈱ 代表取締役社長


 祖父が創業し三代目。北陸生コンクリートに二十四歳で入社。翌年、白山生コンクリートと合併。リストラを行った手前、父から「他で働いてくれ」と言われ退社。ブライダルの会社に就職したが、二十八歳の時に戻ってくるよう声が掛った。合併後のアウェー感のなか、社内整備に着手。月次決算、修繕計画の予算組み、資格取得等を推進した。父との関係は微妙で社長より議員としての父の存在が際立っていた。そんな父が食道がん、同時にリーマンショック、翌年の政権交代で「コンクリートから人へ」という逆風のなか、事業承継の話は出来なかった。事業承継は先代が元気なうちに取り組むべきだと思う。社長に就任したが外部環境がさらに悪化、最初の仕事が合理化だった。社員に「二年我慢して欲しい」と言って頭を下げた。社員のおかげで二年を待たずして業績は回復した。今後は社長として説得力・現場力をつけたい。各部署の横の繋がり、社員の高年齢化も課題だ。同友会は与えられるものではなく取りに行くものだと気づいた。学んで実践のサイクルや新卒採用の重要性なども学んだ。今回の報告を自分が更に変わるきっかけとしたい。

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