【14.09.24】金沢駅西支部9月例会
「明るく、楽しく、元気に働いて毎日会社に来るのが楽しい」会社づくり
報告者 喜多 計世 会員
喜多ハウジング㈱ 代表取締役会長
人手不足の世の中、無理矢理働かされる中小企業には人は来ない。「明るく、楽しく、元気に働いて毎日会社に来るのが楽しい」と社員が言ってくれる会社づくりが重要だ。
創業時、五年間で県下一番の内装業社になると決意し「脱下請」を決意。五十八歳で食道がんを患い「一回の人生、好きなことを正々堂々と生きなければ」と強く思った。六十歳で「三方善しの人間尊重一体感経営」を目指し、五年後に社員へのバトンタッチを明言した。
会社経営の三要素は、経営理念五〇%、人材育成三〇%、戦略・戦術二〇%。理念は浸透させることが大事。教育には、価値観教育、態度教育、職能教育がある。
経営者の使命は、社員が自主・自立・自発で働ける良い環境づくりのために、如何に社員をモチベーションするかだ。「明るく楽しく元気に、自由に伸び伸びと任せられて働ける環境」、そんな社風で仕事がやれる条件は、明るく楽しく元気=ビジョン、目標がある、自由=厳しい規則を守ることであとは好きにやれる、伸び伸び=自主性、自発的に自立している=学んでスキルがある、任せられる=報告、連絡、相談ができている、ということだ。
皆で一緒にこんな会社をつくっていこう。