【14.09.26】南加賀支部9月例会
成長し役立つ可能性を持つ人材を育てる
■報告①=城南支部例会と重複の為、金沢城南支部9月例会参照
■報告②=長距離専門部門と月極運送専門部門がある。長距離は歩合制で一人一人損益計算書を作成、最低保証はあるが、上下で月給に約六十万円の差がある。夜一時半に金沢を出て山梨に朝八時までに運んで欲しいという注文。それが出来なければ他に頼むと言われる。生活設計を考えると無理をすることもある。根本的改善は、お客を選べる企業になることだが、業界の問題もあり労働環境を改善出来ないジレンマがある。まずは介護休暇導入等で社風作りに取り組みたい。高齢化で、新人を入れたいが、一人前になるまで最低三年。その為の予備の車を持てず交通事故のリスクも大きい。新卒は運転免許の問題もある。知り合いが勤めるとき製造業と運送業どちらを勧めるか?企業アピールはするが、業種として格が低い現状もある。今後は月極運送部門を活用して採用に取り組みたい。
■まとめ ~同友会の社員教育とは~
企業存続には雇用継続が大切。社員一人一人が違うから素晴らしい。やりがいを社員と共に考える。社員が家に帰って自社を褒めることができるか?共育塾では自分の会社だけを見ていると分からないことに気づかされる。同友会の社員教育は、企業に利益をもたらす『人財』を『求める』のではなく、限りなく成長し世のため人のために役立つ可能性を持った『人材』を『育てる』ことにある。