【14.11.14】青年部会11月例会
実践の一歩で明るい未来を
十一月十四日(金)近江町交流プラザにて青年部会十一月例会が開催され五十二名が出席した。吉田章会員(野々市運輸機工㈱専務取締役)が入社から現在に至る心境の変化から経営理念発表後の様々な取組みについて報告した。
昭和四十一年創業の運送業で社員四十五名。同友会入会は二年前で当時はコスト削減や業務の合理化を進めていたが、社員の退社理由を聞き、危機感を抱いた。解決の糸口が見えないまま経営指針講座を受講。悩み、葛藤し自分自身と初めて真剣に向き合い、これまで社員とも向き合おうとしなかった自分に気付かされた。社員の意見を聞く場を設けることで、リーダーとしての課題をしっかりと認識でき、理念の社内発表を決意した。発表後は研修や個人面談を通じて理念の浸透を図ると共に、社員が安心して働ける環境づくりを進め、少しずつ、確実に、社内が変わってきている実感がある。
勇気をもって実践の一歩を踏み出すことで明るい未来が拓けるという信念を伝え報告を締め括った。(寄稿:青年部会広報委員 坂池克彦会員)