【15.02.17】金沢中央支部2月例会
PDCA実践で7年後の成果を
四代目社長に就任して三年、以前はトップダウンで人が育たない環境にあった。外部からのコンサルタントを入れたこともあったが実らず。創業は百年以上、法人組織七年後の七十周年に向けて、社内において、PDCA実践プログラムを立ち上げる。外部に頼らない自前のプロジェクトである。
トップダウンからの指針とボトムアップからの提言で構築したのが課長会議である。最初はなぜそんなことをしなければならないのか、という意見も出たが、社長自ら個別に説得して第一ステージ、第二ステージと進みつつある。
一つの目標として、七年後、年間売上三十億円を目指す。目指す中で脱ペーパー、異業種への参入、シナジー効果など多角的な戦略が社員から出る様になった。現会長と社長で楕円形経営を行うことで、全社員の声を聴くように努めている。中長期計画を作ることにより、社員が自分の人生設計を考え、コミュニケーションの中で夢を語るようになったことが大変嬉しい。
社長自らが背水の陣(目標の売上が達成されなければ責任を取る)という志を持ち、プロジェクトを進めることで、熱き組織ができつつあり、社員全員の夢を達成できるように決心している。