支部の活動報告

【15.03.17】金沢中央支部3月例会

 補佐、後継者育成、組織づくり

  報告者 皆川 哲哉 会員
金沢セメント商事㈱ 常務取締役

 当社はセメント・資材事業、建材事業、生コン事業、カーブス事業をしており、昨年十月に太陽光発電事業を始めた。社員数十八名、来年七十周年を迎え、社長は三代目で女性。ナンバー2だが、社長の息子が統括部長としている。自分の一番の使命は息子へ事業承継することだと思っている。
 自分自身を振り返ると、高校卒業後S工業へ入社、二十二歳でI商事へ転職し二十九歳で金沢支店長になった。数字だけで評価され営業の時から比べると賞与が十分の一の時もあったが、管理職のやり甲斐を見出し五年後にはトップ事業所になった。三十五歳で金沢セメントに入社し八年目(三年前)に常務となった。
 社長は「不易流行」とよく言う。基本を大事に変えられるものは変化していくこと。生コン事業は地元重視で需要創造ができない業種だが、建築部門は需要創造が可能で、自分らしさを出して時代に合うように変化させてきた。
 ナンバー2とは現代の番頭のこと。組織内の上も下もよく分かり、内にも外にも動ける。その役割はトップの補佐、後継者育成、組織づくりだと思う。即戦力の補充ばかりで本社には二十代がいない。若手社員の採用と育成が課題。トップ、ナンバー2が互いに求めるものを考え、各々の立ち位置で経営していこう。

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