【15.11.27】南加賀支部11月例会
地域にフィットしたご当地発電で
講師 鳥本 俊和 氏
㈱会宝総合研究所
南加賀支部十一月太田グループ担当例会は太田グループ長が環境経営副委員長をしていることもあり、同じ委員会メンバーの鳥本俊和氏より環境経営を通して地域の活性化に取り組んでいる事例について、自社以外の全国の事例を交えて報告してもらった。
当社は地球規模で「もったいない」「あとしまつ」を実践する企業活動である静脈産業として、自動車リサイクルに取り組んでいる。また、海外の研修生に自動車リサイクル技術を教育している。研修「環境・里山ビジネス入門」では、石川県の委託研修として雇用保険受給者に対して里山の維持再生、再生可能エネルギー、ISO14001等の環境マネジメントシステムの基礎教育を行っている。地域活性化には持続可能な社会をつくることが大切であり、そのためには、地域にフィットしたご当地発電と言われる「さつまいも発電」や「うどん発電」等のバイオマス発電と従来の太陽光、風力、地熱発電等のエネルギーの活用、そして食の地産地消、農・林業の六次産業化や特産品の開発が重要である。
グループ討論では日頃考えていなかったエネルギーと食の問題について素朴な疑問から企業内での実践まで、それぞれの体験を交流した。