【15.11.28】地域政策委員会「講演会とパネルディスカッション」
「小規模企業基本法と地方創生」をテーマに
地域政策委員会では、十一月二十八(土)、ITビジネスプラザ武蔵で「小規模企業と地方創生」をテーマに講演会とパネルディスカッションを開催した。ゲスト九名、行政・商工団体七名を含む四十五名が参加した。
第一部の講演では宮本参議院議員より小規模基本法についての解説と意義について報告があり、平蔵県議会議員からは、奥能登の現状と二〇一七年の奥能登国際芸術祭についてお話してもらった。高屋委員長からは、これまでの同友会での地域政策の取り組みと奥能登の「よばれ体験」などの今期の実践の報告があった。
講演を受けて行われたパネルディスカッションでは、佛田会員がコーディネーターになり、宮本氏、平蔵氏、高屋委員長が、それぞれの立場や視点から、地方創生についての討論を行った。会場からの声も聞き、税制やエネルギー問題も取り上げた。
まとめとして、「無いものねだり」ではなく、人口減、高齢化、少子化、過疎化という現状を肯定してみることを起点に、地方創生を考えていく必要がある。また、地域活性化には必ずキーマンとなるリーダーがいる。同友会からも、リーダーが出てくるように、地域の幸せとは何かを考えて、熱い志を持って行動を起こしていこうと呼びかけた。