【17.02.28】金沢城南支部2月例会
障がい者が障害でなく社会に障害がある
報告者 浜上 悟 会員
㈲オリジナル企画 取締役部長
高校卒業後、カナダに語学留学を経験するなどアクティブな生活を送っていましたが、二十四歳の時に不慮の事故で障がいを負い、車いす生活を余儀なくされました。その後、父親が経営している保険代理店で仕事を始めました。そして三年前に長年構想していた障がい者のための福祉事業を立ち上げました。就労面では、障がい者自らが主体的に考えて持続可能な事業の構築を目指しています。生活面では住まいのサポートを行っており、空き家などを利用して共同生活ができる環境を提供しています。
また、他の車いす生活者にオーダー車いすなどを提案して快適な操作性を実現し、街の情報などを伝え、街に出かけるアクティブユーザーを増やしています。この取り組みにより社会の理解を広め、障がい者にとって住みやすい街づくりに繋げていきたいです。「障がい者に障害があるのではなく、社会に障害がある」それを少しでも取り除き、この事業が街や地域と連携することで、社会貢献に繋がっていくと考えています。
次期は障がい者委員長になり、当事者である自分の経験や意見を踏まえ、障がい者雇用の促進に努めたいです。