【17.10.06】奥能登オープン例会
地域と自社の関わりを再認識
3年前に開催された奥能登オープン例会から早3年、本年は10月6日、珠洲市の谷野旅館を会場に開催されました。講師の金田氏(珠洲市 企画財政課長)は芸術祭を契機に、アートを媒介とした食文化、祭り、歴史といった幅広い視点をアピールし、交流人口の拡大を図り、将来的には定住人口拡大に繋げたい。また、後向きであった地域の声が、芸術祭が始まると人が溢れ、住民、高齢者を始め、ボランティア、皆が笑顔で、来場者数が6万人を超え、成功に終わった。関わった人が地域としての誇りを持ち、地域づくりのきっかけができたと話しました。
グループ討論では、行政が行う地域経営(地域政策)に対し、企業経営としてどう関わることができるかを討論し、地域と自社がどう繋がり、どうあるべきか等を再認識する機会となりました。
今回の例会では、会員のほかに地元経済界、行政、地元金融機関等、多くのゲストが参加し、各々の立ち位置での地域づくりの考え方について意見交換ができました。地域づくりに対し、産学官金連携の形を成すことができました。また、珠洲市からは150冊のパスポート前売り協力に対して感謝いただきました。