【18.09.21】能登支部9月例会(駅西支部交流例会)
経営者が発酵する生き方を
小紺 有花 会員 かむたちのはな 代表
能登支部の9月例会は他支部やゲストを含めて26名の参加があり、金沢駅西支部の小紺会員が人との出会いや繋がりの輪を広げる中で、「日本のたぐいまれな食文化」である“麹”との出会いにて自身の生きる姿勢を明確にした経験を報告しました。
大阪出身の小紺会員は金沢美大で学び、卒業後は染織作家を目指しながら子育てをしていましたが、子供のアトピーがきっかけで食の重要性を知り、独学で発酵を学び塩麹や甘酒が素材本来の旨味や栄養素を生かすことを知り「食を通して世の中の役に立つことができる」と気づきました。
友人からの勧めもあり料理教室の開催、レシピ本の出版、企業とのコラボ、NHK出演など、引く手あまたの存在になります。さらに発酵大学や海外でのセミナー開催なども手がけ、現在は新しい展開としてカフェのプロデュースも行いスタッフの独自性や創意工夫を引き出すことに主眼を置いて取り組んでいます。
小紺会員は異業種の経営者との出会いや地域との繋がりを大切にしたいとの思いで、2016年に同友会に入会し、中でもグループ討論は自身への学びが多く、経営者との交流が大きなフィードバックになると話します。
最後に「経営者が発酵する生き方をすれば、会社も発酵し周りも発酵する」と話し、深く感銘を受けました。