【20.02.17】金沢城南支部2月例会
全員が主役。輝いて働ける職場づくり、人づくり
報告者 徳久 宏子会員 (有)とくひさ 代表取締役
薬剤師になった当初は父親が営む薬局で働いていましたが、平成17年に開業して現在4つの調剤薬局を運営しています。4〜5年は社員に頼らず自分だけがむしゃらに働いていました。ある時、一薬局を任せていた社員から「仕事にやりがいを感じるが、達成感がない」と悩みを打ち明けられ、自分同様に孤独を感じていることに気づきます。そこで社員、パート全員と話しをする機会を設け、みんなと真剣に向き合い、自社のミッションやバリューの大切さを知りました。「ここに薬局がなければ地域のみんなが困る、絶対に必要な薬局を目指していく」社員自らが、新店舗のレイアウトや新たな取組みを提案するなど自主性が芽生えました。将来に向けて、門前クリニックに依存しない魅力ある薬局づくりのため、在宅医療部の充実や漢方薬剤の相談会、とくひさ薬局の自家製剤を販売しています。また輝いて働く人づくりのため、みんなが役割を持ち、社員全員が主役になれる組織をつくりました。みんなが安心して住める街づくり、薬局といえばとくひさ、とくひさの一員で良かった。とくひさ薬局的「人を幸せにする企業」の報告でした。