【20.09.11】白山・野々市支部9月例会
事業継続よりも企業継続を重んじる「環境適応業」
報告者 河端 徽岳 会員 (株)アース 代表取締役
新型コロナウイルス感染拡大により、大打撃を受けている外食産業。日々刻々と状況が変化する中で、会社が生き残るためには何をするべきなのか、そんな思いに大きなヒントとなった今回の河端会員の報告でした。
かつて狂牛病が流行した時に、当時から経営していた「かつや」が今と同じく大打撃を受け、その時から外食産業において一つの柱では弱いと感じリスクヘッジを行ってきました。今では飲食に限らず、美容、健康、介護、不動産と事業展開し事業所は46にも及びます。どんなことがあっても事業継続よりも企業継続を重んじる「環境適応業」を自負しています。それは任せられる社員がいるからこそできる事業展開であり、人を生かす経営なくしては成し得ませんでした。
何よりも河端会員が大事にしているのが社員との時間。社員と真剣に向き合う姿に心打たれ、今こそ「人を生かす経営」の大切さが身に染みる例会となりました。