【20.09.23】金沢駅西・金沢中央・広報委員会合同9月例会
情報収集・分析して強みをビジュアル化して発信
講師 加藤 昌之 氏 (株)加藤設計 代表取締役
(中同協前広報委員長・愛知同友会副代表理事)
今回の例会は、支部と広報委員会がコラボする初の試みでした。県外の会員も含め95名が参加し、まさに全国広報委員会in金沢という内容でした。
「情報創造の力」〜圧倒的な強みを発信することで、自社の中も外も変わる〜と題して、加藤昌之氏に報告いただきました。以下報告要旨。
広報とはPR=パブリック(大衆)+リレーション(繋がり)であり、その本質は「情報創造」です。情報創造とは、顧客や社会などの求める情報を独自に集め・分析して戦略を作り届けることで、社会を共に良くするステークホルダーとの関係づくりです。今の時代はステークホルダー主義であり、お金儲けより未来ビジョンに対する信頼関係が価値を生む時代になりました。つまり自社の強みや社会的な役割などを発信する時代です。そのためには「自社の圧倒的な強み・実力差」は何か、情報を集め・分析し・自覚することが重要です。そして、強みを目に見えるようにビジュアル化し、しっかりと必要な方面からの外部評価を得ることも大切です。それらを可能にするために、同友会が大切にしている「人間尊重の経営」「自立型経営」「エネルギーシフト」などを着実に実行していかなければなりません。
本例会に参加し私自身は、情報創造の力を正しく使うことで景気に左右されることなく未来・ビジョンを描き、着実に進んでいくことを目指したいと強く感じました。