【20.06.04】石川県中小企業家同友会 新型コロナウイルス対策の方針
コロナに負けない全社一丸の経営…今こそ同友会で知恵を絞って難局を乗り切ろう
・・・石川県中小企業家同友会 新型コロナウイルス対策の方針・・・
(2020.6.4理事会資料)
「コロナに負けない全社一丸の経営…今こそ同友会で知恵を絞って難局を乗り切ろう!」
石川県では緊急事態宣言が解除されましたが、決して終息したとは言えません。ましてや感染拡大の第2波、第3波も想定しなければなりません。油断禁物です。各企業においては長期戦と捉え、財政対策・資金手当てを講じ、決して行き詰まらないようにしていきましょう。
たとえこのような環境の中でも知恵を出し、自社の経営をしっかりと取り組み、かつ同友会運動や活動を止めることなく、この難局を乗り切っていくことが大切です。この機を逆にチャンスととらえ、新たな仕事づくりに挑戦することも考えてよいでしょう。また、同友会運動や活動において、ネット・オンラインを活用した例会やグループ会なども、工夫しながら実行していく必要性が生まれました。これからは新しい運動・活動様式も創り出されていくでしょう。
そこで単年度の支部方針や委員会活動において、このコロナ対策を据えた計画の見直しが必要になってきました。「2020年度の運動方針」の中の『企業づくり』での「経営指針」については、同友会の最も重要な課題なのでもちろん推し進めていかなければなりません。また、今年度の新しい目玉である「働き方改革」についても当然取り組んでいかなければなりません。そして特に今年度重点的な課題として、BCP(事業継続計画)については早急に取り組んでいかなければなりません。各企業においてはもちろんのこと、同友会運動・活動においてもここを大きく取り上げていきたいと思います。
また『地域づくり』における「地域連携」や、「階層別(女性部、青年部)課題」にも積極的に取り組んでいき、『同友会づくり』における「会員増強」や「同友会理念の浸透」についても、こんな時こそ同友会理念の深さを勉強し、会員拡大の運動が必要であると感じます。
そこで「2020年度の運動方針」を基本的に踏まえながら、早急に次の2点を重要課題として取り上げていきます。一つは、今後の石川同友会BCPにもつながる、コロナ渦における同友会活動の『判断主体』と『判断基準』を明確にすることと、もう一つは早急に「新型コロナウイルス特別委員会」を発足することです。以下にその概要を述べます。
■同友会活動の『判断主体』と『判断基準』の策定
・活動のレベル判断とその基準についてガイドラインの策定
・公式行事の「中止」「延期」などの基本的考え方
・活動レベルの引き下げについて
■「新型コロナウイルス特別委員会」の発足
・会社をまもり、社員をまもり、暮らしをまもるための特別委員会の発足
・会員企業のための情報発信強化
・コロナに対する経営相談窓口の設置